我楽

鳥取だらずプロレスをもっともっと楽しむために 会場実況をやっています。

ダラズマニアへの道(14) - Road to DARAZMANIA -

鳥取県西部地方に住んでいる私は、実は砂丘には2回しか行ったことありません。

浅倉です。

 

鳥取だらずプロレスの歴史を振り返っていますが、もう今年の夏まで来ました。あとひと踏ん張りです。

夏はお祭りで幸せな時間を共有できた鳥取だらずプロレス。

正規軍の因幡バッファローとEoGの木谷がタッグを組んでプロレスリング・ノアに上がったこともあり、対決ムードが少し和らいでいたようにも見えました。

 

秋の大会第一弾、9月の青山剛昌ふるさと館大会

2014年9月23日 鳥取だらずプロレス 青山剛昌ふるさと館大会

第一試合 ヨウスケデビュー戦 シングルマッチ 20分1本勝負

DAISUKE VS ヨウスケ

◯ DAISUKE( 8分 54秒 逆片エビ固め)ヨウスケ ✖

第二試合 タッグマッチ 30分一本勝負

矢野俊治 木谷康祐 VS ダイナマイト☆カドワキ バルドル

◯ 木谷康祐(11分33秒 横入り式エビ固め)ダイナマイト☆カドワキ

第三試合 メインイベント 6人タッグマッチ 60分一本勝負

DAISEN 珍獣サンダーライガー 因幡のバファロー VS マツエデラックス 藤原卓也 山口謙吾

◯ 因幡バッファロー(15分49秒 ラリアット→片エビ固め)藤原卓也 ✖

EoGリーダーのGがおらず、珍獣サンダーライガーの地元であるこの大会では、正規軍がしっかりと勝利をモノにした。正規軍は新戦力として”校長レスラー”ヨウスケをデビューさせ、戦力アップにも成功した。

 

2013年から参戦するようになった 因幡バッファロー、藤原卓也そして棚ボタ弘至はすべて鳥取県東部出身。しかし、県庁所在地である鳥取市を含む東部地方ではいまだ大会が実現していなかった。

それがこの秋に実現する。鳥取市駅前バードハット大会が開催された。

10月19日  Rock Up 2014 鳥取バードハット大会

第一試合 シングルマッチ 20分一本勝負

山口謙吾  VS ガイナタイガー


Rock Up 2014鳥取バードハット大会第1試合(2014.10.19鳥取バードハット)

✖ 山口謙吾(9分29秒 ジャーマンスープレックスホールド)ガイナタイガー ◯

第二試合 タッグマッチ 30分一本勝負

DAISUKE 珍獣サンダーライガー  VS 矢野俊治 G


Rock Up 2014鳥取バードハット大会第2試合(2014.10.19鳥取バードハット)

✖ DAISUKE(11分30秒 ラ・マヒストラル)矢野俊治 ◯

メインイベント 6人タッグマッチ 60分一本勝負

棚ボタ弘至 藤原卓也 因幡バッファロー  VS マツエデラックス ラウザ 木谷康祐 


Rock Up 2014鳥取バードハット大会メインイベント(2014.10.19鳥取バードハット)

◯ 棚ボタ弘至(15分 20秒 ハイフライフロー→片エビ固め)ラウザ ✖

鳥取市初上陸を果たしただらずプロレスは、東部出身の3人が組んでの6人タッグマッチのカードで臨む。

プロレスラー二人に挟まれた中にいるお笑い芸人、棚ボタ弘至。違和感はあったが、試合では棚ボタが大爆発する。実家から100メートルほどしか離れていない会場で奮起しない訳にはいかない。もちろん自身の魅力であるコミカルな部分も出した上で周りを固める二人のプロレスラーの力を借りて、自らの手で勝ちをもぎ取った。

 

正規軍に押されるヒール軍EoG。しかし大将Gは動じない。逆転の策を練っていたのだ。

次の大会は倉吉市

しかも、倉吉未来中心という大きな会場で、一般のお客様も多く来られるとりアートのイベントである。珍獣の地元にあるビッグマッチで、珍獣にマスカラ戦(敗者マスク剥ぎマッチ)を要求した。

地元でのビッグマッチで逃げるつもりのない珍獣サンダーライガーはそれを受諾。

2013年5月のパータン炎上1以来のGと珍獣のシングル対決がとりアート(闘梨アート)大会で行われることとなった。

鳥取だらずプロレス史上最大の舞台で行われたこの大会は、メイン以外の試合もどれも素晴らしいものとなった。

 

11月2日(日) 鳥取だらずプロレスin闘梨アート
倉吉未来中心


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 オープニング(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

オープニングマッチ 15分1本勝負

ALLマイティ井上 VS ヨウスケ


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 第1試合(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

◯ ALLマイティ井上(4分27秒 逆エビ固め)ヨウスケ ✖

 校長レスラー・ヨウスケと絶対に学生時代不良だったであろうALLマイティ井上(松江だんだんプロレス)の試合は、卒業式後のお礼参りのようにALLマイティ井上が圧倒して勝利した。

 

第二試合 6人タッグマッチ 20分一本勝負

マツモトカズマサ DAISEN 藤原卓也 対 大塚りん マツエデラックス スサノオキッド


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 第2試合(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

✖ 藤原卓也(12分44秒 ダイビングダブルニー→片エビ固め)大塚りん ◯

6人タッグマッチながら試合は藤原卓也と大塚りんの世界で進む。

なぜならこの二人は夫婦。そして解説席には戦う二人の子どもたちが座る。お父さんがんばれーという言葉に嫁 大塚りんは私にはないのかと少し凹む。

鳥取史上最大の夫婦喧嘩は嫁の勝ちに終わる。

なお、この二人、ダラズマニア2014でも戦うので、乞うご期待。

 

第三試合 スペシャシングルマッチ 30分一本勝負

中邑珍輔 VS 棚ボタ弘至


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 第3試合(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

◯ 中邑珍輔(9分22秒 後頭部へのボマイエ→片エビ固め)棚ボタ弘至 ✖

ビッグマッチに欠かせないコミカルマッチとして設定されたのは西口プロレスでメインを張る棚ボタと中邑珍輔。

東京で見たらもっとチケット代がかかるであろうこの試合がこの山陰で組まれた。

中邑珍輔に観客大喜び。地元の棚ボタ弘至にブーイングが飛ぶという意味の分からない試合となる。

最後も声援を受けた中邑が勝ち、棚ボタは負けたくせに解説席に座って、しゃべりで巻き返そうとする(が、ほとんどスベる)

 

第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負

ラウザ 木谷康祐 対 ガイナタイガー 因幡バッファロー


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 第4試合(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

◯ 木谷康祐(17分16秒 勇脚→片エビ固め)ガイナタイガー ✖

 正規軍とEoGの対決。

メインに向けて両軍とも勢いをつけておきたいところ。

プロレスラー 因幡バッファローの動きに負けないアマチュアプロレスラーの3人。

鳥取だらずプロレスにおいては、このプロレスラーとアマチュアプロレスラーには明確な差はない。全員がレスラー。

最後は木谷がチャンピオンとして勝利を飾った。

 

第五試合 セミファイナル SWA認定山陰統一タッグ選手権試合

(王者) 山口謙吾 矢野俊治 VS (挑戦者) DAISUKE バルドル


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 セミファイナル(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

✖ 山口謙吾(15分14秒 BTボム)DAISUKE ◯

※第3代王者が防衛に失敗 挑戦者組が第4代山陰統一タッグ選手権者となる。

 SWAのタッグベルトをかけた試合。日吉津大会の再戦でもあるこの試合は、その日吉津大会からの成長力が試合を分ける。

お互いに新たな合体技をみせたこの試合。王者組が優位に試合を進めていたが、年齢の若い挑戦者二人が粘り、そして最後の爆発力で王者を倒した。

 

第六試合 メインイベント マスカラ・コントラ・マスカラ(敗者マスク剥ぎマッチ)
時間無制限一本勝負
G VS 珍獣サンダーライガー


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 メインイベントPart.1(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)


◯ G(22分56秒 ランニングエルボー→片エビ固め)珍獣サンダーライガー ✖

試合は上の動画をご覧ください。言葉にするよりもそちらのほうがわかりやすいです。

勝ったのはG。

勝ったGは珍獣サンダーライガーのマスクを剥ぎます。

覚悟を決めた珍獣サンダーライガーも黙って首を差し出します。


鳥取だらずプロレスin闘梨アート大会 メインイベントPart.2(2014.11.2 倉吉未来中心小ホール)

マスクがとられた珍獣サンダーライガー・橋本康平にGが感謝を述べる。そして手を差し出し、橋本もそれに答え握手。

 

その刹那、Gがスタナー!

両軍の乱闘となり、混乱の中マイクを持ったのは因幡バッファロー

二人の試合がプロに負けないものであると認めるも、最後の行為は絶対に許せないと怒り心頭。

その場でダラズマニア2014での直接対決をGに迫る。

もちろんGもそれを望んでいたのだ。

橋本康平は通過点。

正規軍で一番強い因幡バッファローを倒すことが目的なのだから。

 

 

そして物語は 

ダラズマニアへと続きます。

 

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